MOTOYAの歩み|MOTOYAの歩み

フランチャイズ制度を導入

創業者の伊藤は学生時代、就職に悩んだ経験がありました。他の学生が大手銀行に決まったとうれしそうにしているのですが、何で銀行に就職することがそんなにうれしいことなのか伊藤には理解できませんでした。伊藤は何か小さな商売からはじめたいと考えましたが、どうしたらいいのかを考えるには経験も実力も不足していました。

結局これぞ自分がやりたいことだということを探すことができませんでした。コーヒーの移動販売というユニークな業態は伊藤が学生時代にみつけることができなかったことを、今の人に提供できたらという気持ちから生まれてきたものなのです。独立開業して仕事をすることはすばらしいことですが、実際は容易なことではありません。

特に開業前後の初期段階では強力なサポートが必要です。このサポートの一助として開業の初期段階で失敗しないように指導することが可能なカリキュラムを作り、それをフランチャイズ制度として開放することにしたのです。安定軌道に乗り始めたら、1店舗をずっとやり続けることも、多店化していくことも、または将来のさらなる発展のために別のビジネスにすすむことも自由に選択することができます。

 
「人間とは何か」チェーンを支える精神的支柱

モトヤエクスプレスは「人間とは何か」を探求する人的資質の集積でありたいと考えています。ロボット技術が社会を大きく変貌させつつある今、「人間にしかできないことは何か」をみつけて提供することが私たちの仕事になるのです。この問題をまじめに考えなければ自らの存在理由を喪失してしまいます。

 
人間にしかできない「わざ」と「自律」の世界へ

モトヤエクスプレス事業の成功の鍵は「わざ」を磨き「自律」の世界に入ることにあります。そのために自ら実践し加盟店の方々に提言していることが「守・破・離」という日本古来の人生訓の実践です。「守」全てを受け容れ一体化する。「破」熟成された体験から芽吹いてくる創造性をキャッチして「わざ」を磨く。「離」新たな進路を切り拓き自律的に生きる、というプロセスでです。「守」を徹底して実践すると「破」の個性が生まれ「離」にいたるという意味です。

 
国民金融公庫で資金問題を乗り越えた加盟店も出現

フランチャイズ加盟1号店がオープンしたのは1999年春のことでした。大手飲食店の店長だった30代男性の転進でした。半年間は苦労しましたが、その後は行列のできる繁盛店になりました。フランチャイズ店は翌年東京都稲城市(50代夫婦、金融会社を早期退職)と栃木県宇都宮市(20代女性、電機工場勤務から転進)が開業しました。2001年3月には大阪堀江店(大卒男性)が開店しました。

現在、関東・関西でFC加盟店が20台ほど営業しており、特に郊外店が好調です。国民金融公庫から借り入れをして開業した方もあり、資金的な問題を解決できる道も開かれました。